2011年12月26日

BMW135iクーペ(E-82)

BMW1シリーズは、トレードイン等の簡単な作業が多く、このような本格的なオーディオ作業をするクルマは、当店では初めてです。

メインユニットは、お客様のご希望でカロッツェリアXを選択。純正ナビを残したままでのオーディオ増設を希望されていましたので、純正デッキの下のスペースへの取り付けになりました。ところが、見た目には純正デッキが1DINサイズで、その下に1DIN分のスペースが取れそうなのですが、インパネをバラしてみると純正デッキが2DINサイズとなっており、新たにデッキを増設するスペースがありません。

dekki.jpg

こんな時、他店では純正デッキをトランク等へ移設するケースが多いようですが、今回はプロセッサーやパワーアンプ等、トランクへ装着するアイテムが多いため、さらに純正デッキを移設するのは無理があると判断。RS-D7Xのフェイスパネルと本体を切り離し、純正デッキ下へはディスプレイのみを装着し、本体部分をグローブボックスの下へ増設することとしました。

デジタルプロセッサーは、もちろんカロッツェリアXのRS-P99X、パワーアンプも同じくRS-A99Xです。設置にあたり、お客様にはタイヤハウスの張出しプラス80mm程度の取付スペースを使うことをご了承いただいていたのですが、内装を外してみると、左側タイヤハウスの後ろに、プロセッサーとアンプをギリギリ設置出来そうなスペースを発見。そのスペースを有効利用できるよう、ちょっと頑張ってみました。

アンプ.jpg

タイヤハウスの張出しよりも出っ張らない状態で、トランクスペースもあまり犠牲になっていないため、完成状態だけを見ると、そのままスルーしてしまいそうな地味な部分ですが、当店としては今回一番見ていただきたい部分です。

スピーカーは、現在、当店イチオシのダイヤトーンDS-G50です。トゥイーターは定番のAピラーへの形成加工です。

トゥイーター.jpg

ウーファーの取付ですがBMWの場合、16cmサイズのスピーカーを取付けるようなドアの作りではないため、アウターバッフルを制作します。まずはカットサイズを決めた型紙を作り、型紙に合わせて内張をカット。バッフルの奥行きサイズ等を決定したら、合板を切り出して組み立てていきます。

バッフル.jpg

切り出したバッフルを組み立てたらドアへ仮組みし、内張りへの合わせ、外装の形成、防水処理、塗装を済ませたら、レザーとサランネットを貼ってバッフルは出来上がり。組み付けの前に、スピーカーの背圧を逃がすため、鉄板側に加工を施し、バッフルボードとSPを組付けて全て完成です。仕上げは、お客様のお好みでアルカンターラ風の素材を使用しました。

スピーカー.jpg

また、今回はRS-P99Xのデジタルクロスオーバーを使用せず、DS-G50の付属ネットワークをバイアンプ接続で使用。ネットワークはトランク床下の部分に収まりました。

DSC01168.JPG

お客様にも大変ご満足いだだけました。

【装着アイテム】
●CDトランスポート:カロッツェリア RS-D7X
●デジタルプロセッサー:RS-P99X
●パワーアンプ:RS-A99X
●フロントスピーカー:ダイヤトーン DS-G50

【参考取付セッティング費用】
60万円(商品パーツ代別)