2009年03月10日

ハイエース・ワイドボディ

精悍なフェイスデザインになってから、宣伝しなくても売れるクルマと言われるほど、販売実績を伸ばしているハイエース。仕事用、自家用はもちろん、カスタムカーのベースとしても人気があるようですね。たしかに、カスタムオーディオを考えているのなら、余りあるスペースを全て使い大規模なオーディオシステムを構築。なんてのもありでしょうが、オーナーさんは、スペース重視、音質重視で、クルマの機能を損なわず良い音を手に入れたいとの要望でした。パワーアンプの設置も避けたいとの事でしたので、デッキの内蔵アンプで、どこまで高音質化を図れるかが課題となりました。


inner

シンプルなシステムなので、チューニングポイントも限られてしまいます。まず行ったのが、デッキ内蔵パワーアンプの強化。駆動力をより安定させるため、BAラボのキャパシター BE202を追加しました。電源の強化もそうでうすが、音の厚みも増えるので内蔵アンプを使うシステムにオススメのアイテムです。そして次に、インナーバッフル、ドアパネルのチューニング。まず、スピーカーの位置ですが、純正スピーカーが装着されたポイントへ装着せず、より上部へのインストールとなります。この位置であれば、バッフル面も広く取れるので音質のコントロールも自由に行え、さらに定位感も良くなります。ドアパネルは制振材 レアルシルトを使い、パネル全体の振動を見ながらポイントごとに貼り付け、振動を殺す(デッドニング)のでは無く、制御(コントロール)して、最適化を図っています。


outer

フロントステージのフィニッシュはこんな感じです。使用したスピーカーはモレル社のDOTECH OVATION 6をチョイスしました。モレル社は、自社で一貫生産しているメーカーで、技術の高さから、各メーカーへOEM供給も行っています。当店で良く使用している、カロッツェリアやボストンアコースティクスなどと通じるところがありますね。特にAピラーへマウントした28mmトゥイーターは、シルク素材のドームとその表面に使用されるコーティング材が秀逸で、ワンランク上のサウンドをローコストで実現しています。ドアパネルにはスピーカー位置の変更に伴い、新たにグリルを装着しました。元々ドリンクホルダーがあった場所を利用する事で、違和感の無いスッキリとした仕上がりになっています。