2008年08月20日

ベントレー コンチネンタル・フライングスパー

カーオーディオを購入する理由とは色々とあるものですね。最も多いのは、
純正システムに満足できないという意見です。鳴っていればなんでも一緒。
と、思っている方には理解できるものではありませんが、満足できないと思
うオーナーさんの大半は、その音を聴いているだけで気分が悪くなってくる
と感じているようです。

今回のオーナーさんは、とても忙しく精力的に活動されている方で、一息つけ
る場所の一つがクルマの中という人です。そのような、ある種、癒しを求めら
れる場所が、音楽を聴くだけで、気分が悪くなるようでは困りますよね。まし
てや、音楽に関わるお仕事をしているのならば、なおさらのことです。

クルマはベントレー・コンチネンタル・フライングスパー。クルマからもわか
るように、オーナーさんは後席に座ります。そのようなわけで、後席をメイン
としたオーディオシステムの提案を致しました。けっして、ベントレー社のオ
ーディオシステムが劣悪と言ってシステムを提案したわけではございません(汗)


zsp60

後席メインシステムという事で、当たり前ですが、後席ドアにメインのスピー
カーをマウントしています。使用ユニットはボストンのフラッグシップモデル
SPZ60を採用。当店自慢の3層構造ハイブリッドインナーバッフルを介してセッ
トしています。背面のスペースと、前面のクリアランスは非常に少なく、この
後紹介するグリルも含め、高い精度で製作しています。


グリル

純正ユニットは楕円のコンパクトなモノでした。その為、グリル部も左側のレ
ザー合わせ目と同じ高さのラインで装着されていました。16cm口径のユニッ
トを装着する為に、グリル周辺部のレザーを裏側から加工し、新たに作り直し
たグリルの形状に合わせています。また、グリル開口部からスピーカーまでの
わずかなすき間も、緩やかにラウンドさせ、空気の流れがスムースになるよう
に仕上げています。


アンプラック

あまり派手にしてほしくないとのご要望でしたので、アンプラックはシンプル
に仕上げ、LEDでちょっとした演出を施す程度に。パワーアンプはロックフォ
ードの4chモデル T-400を2機採用。1機でSPZ60をバイワイヤでドライブし、
もう1機でアンプラック奥にセットしたサブウーファーをドライブしています。


モニター

モニターは、違和感なくつけて欲しいとの事でしたので、純正装着のテーブル
を外し、その場所へ11インチモニターをインストールしました。この部分は
可倒式になっており、使用する時だけ、モニターがチルトするように仕上げて
います。


オーバーヘッドコンソール

後席からアクセスしやすい場所という事で、ルームランプを延長&加工して、
ヘッドユニットが収まるオーバーヘッドコンソールに変貌させました。配線は
もちろん、加工も大変でしたが、ここは腕の見せ所ですね。本革を丁寧になめ
しながら巻いていく作業も、文字通り骨の折れる作業でした(笑) ちなみに
ヘッドユニットはアルパインのDVI-9990Jを使用しています。